テンキーレスキーボード
キーボード(文字入力の方)のお話。今回は、東プレのREALFORCE PFU限定バージョン 日本語配列のブラック(R2TLSA-JP4-BK)。テンキー有り英語配列青軸からの乗り換えでした。初めての東プレ、初めての静電容量無接点方式スイッチ。
以前から、家電量販店で試し打ちして気になってはいたものの、キーボードに3万円台はちょっと…と手を出していませんでした。ですが、ここのところ在宅でのお仕事がほとんどになったので、思い切ってポチりました。
外観
まずは外観から。そのままですが、黒い。無刻印ではないですが、黒地に黒の印字。カメラで撮ると意外と読めるように見えますが、実際にはほとんど読めません。部屋の照明を一番明るくすると、まぁまぁ読めるのですが、普段生活している明るさだとほぼ読めません。
購入前は、タッチタイピングできるから問題ないと思っていました。だがしかし、使ってみると、目で見て入力することがあることに気付きました。片手でキー1つだけタッチするような時は、ホームポジションにないですし、目で確認して入力していました。部屋を暗くしている時は、一度ホームポジションにしてからでないと入力できないので、この点は難ありでした。ただ、頻度も少ないですし、何より真っ黒でかっこいいと思うので許容範囲かなと思います。
また、奥の方(Fキーや数字キーの方)が高いことに気になりました。ARCHISSのキーボードとの比較。スタンド立てた場合と立てない場合。
前のキーボードも高めではあったのですが、数字キーもブラインドタッチするようになって、気付きました。少しの差ですが、数字入力多いと気になります。この点は、パームレスト(リストレスト)で解決しました。定番のFILCOの製品。もっと前から使っておけば良かったと思ったアイテム。
使用感
自宅で使ってみるのとお店で試すのとではだいぶ印象が違いました。お店だと立った状態になることが多いのと、PCに繋がっていないことがほとんどなので、入力した感じがつかめなかったんだなと思いました。お店で試す際には、できれば稼働しているPCに接続されているもので試すことをオススメします(そんなお店滅多にないかもですが)。
肝心な入力した感じですが、よく言われる「スコスコ」そのまんんまです。セブン銀行のATMが例えに使われますが、セブン銀行ATMより更に打ち心地が良いです。ずっと文字を入力していたくなる感じ。タイピングサイト巡ったりして、入力も以前より速くなったと思います。青軸のカチャカチャも好きでしたが、静電容量無接点のスコスコもくせになりました。
機能
詳細なスペックについては他サイトに譲るとして、気に入っている機能は、APC機能とキースペーサー。APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)機能は、専用のソフトでスイッチのオンになる位置を調節できる機能です。キーを押下して反応する長さを、3mm、2.2mm、1.5mmの3段階で調整できます。青軸から乗り換えたこともあり、しっかり押し込む打ち方をしていたので最初はどの設定でも同じでしたが、慣れてくると1.5mmにしてすらすら打てるようになりました。後述するキースペーサー無しだと、自分の場合、1.5mmと2.2mmはあまり違いを感じません。3mmだと反応しないこともあるので、そのくらいの押し込み具合なんだと思います。もっと慣れると、2.2mm設定で反応しなくなるのかな。
キースペーサーは、メインとなる部分のキーと本体の間に挟むゴム製の緩衝材のようなもの。厚さが2mmと3mmのものが付属していて、有るのと無いのとで別のキーボードのようになります。キーを全部外さないと取り外しできないので頻繁に変えることはできないです(取り外しに30分くらいかかるかな)。分かりにくいですが↓は3mmの画像。
2mm3mm共通して、ただでさえ静音なのに設置するとさらに静かになります。逆に、スコスコ感がなくなってしまうので好みが分かれるところだと思います。スペーサー有りの方がタイピングは速くできるのかな。APCの設定との組み合わせで、スペーサー3mmだとAPCの設定は1.5mmでないと反応しません。ほんとに撫でるように打つ感じになります。スペーサー2mmだとAPCの設定が3mmだと反応しなません。色々試した結果、スペーサー2mmでAPCの設定1.5mmが、現時点では速く快適に入力できる設定となっています。ただ、スペーサー無しのスコスコ感も捨てがたいので、たまに変えたりしています。
まとめ
以上、感想メインの東プレ REALFORCE PFU Limited Editionの紹介でした。詳細については下記リンク等をご参照ください。キーボードに3万円台は確かに高いけど、他の沼と比べて3万円台でハイエンドが手に入ることを考えると、最初から良いもの手に入れた方がいいのかなと思います。中華イヤホンいろいろ手を出している中、初めからカスタム作っておけば良かったな~、とか。色々試すのもまた楽しいのですが。