おすすめ日本語フリーフォント

好きなフォント

パソコンやスマホの画面、新聞やチラシ等の紙面、様々な書体(フォント)が世の中には使われています。

日本語の場合、明朝体とゴシック体にざっくり分けられます。

欧文の場合は、セリフ体とサンセリフ体に分けられます。

画面表示の場合は、好きなフォントを選ぶことができるのですが、私は丸ゴシックが好みで、目に映る画面全てのフォントを丸ゴシックにしていました。

Windowsをはじめ、iOSやAndroidのシステムフォントやアプリのフォント、ブラウザのフォントもcssで全て丸ゴシックにしていました。

丸ゴシックが落ち着く・・・

逆に違うフォントが目に入ると落ち着かない感じになっていたので、フォントなんて気にしないのが一番落ち着くのでしょうね。

丸ゴシックにも色々あるのですが、私が使っていたのは、MaruGoAA-SR。

MaruGoAA-SRのサンプル

かれこれ10年くらい使っていたでしょうか。ネット上でも結構愛用者が多いフォントです。

普通に生活する分には好きなフォントを使っていれば良いのですが、数年前からフォントを使った仕事をするようになって事情が変わりました。

ずっとMaruGoAA-SRを使っていたので、フォント力、フォント感覚とでも言いましょうか、そういったものが鈍化していました。

また、仕事でフォントを使う場合、ライセンスをしっかり確認しておく必要があり、MaruGoAA-SRはフリーフォントとして出回ってはいるのですが、ライセンス関係が不明なところがあったので、仕事でMaruGoAA-SRは使わないようにしました。

そういった事情があり、数年前からパソコンやスマホ、ブラウザのフォントは、デフォルトで指定されているものを表示するようにしています。

最初は違和感があったのですが、世の中には色々なフォントが使われているのだな、と興味深く、また、紙面で使われているフォントについても気をつけて見るようになりました。

おすすめフリーフォント

さて、タイトルのおすすめの日本語フリーフォントですが、ここでは、ブラウザで指定するWebフォントは除き、画像や映像で使用する場合を想定していくつか上げてみたいと思います。

仕事で文字を扱う時、お客さんからフォントを指定されればそれに従うだけですが、多くの場合、特に指定されることはありません。

ただ、奇抜なフォントはNGとされる事が多く、シンプルなフォントが望まれます。無数にあるフォントの中のシンプルなもの・・・結構迷います。

そんな試行錯誤の中、よく使うようになった日本語フリーフォントをいくつかおすすめしてみたいと思います。

Takao Pゴシック

Takao Pゴシックは、ゴシック体の中で固すぎず甘すぎず(丸すぎず)のフォントで、どのフォントにしようか迷った時にこれを選んでおけばたいていしっくりきます。

Takao Pゴシックのサンプル

私の中では万能選手。一番使っているかもしれません。

Rounded Mgen+ 1c

Rounded Mgen+ 1cは、少し甘め(丸め)の文字を使いたい時に選びます。やや控え目な丸ゴシックで、そこまで文字が主張することもないので、使いやすいです。

Rounded Mgen+ 1cのサンプル

Rounded Mgen+は、太さがたくさん用意されているほか、

  • 基本のRounded Mgen+
  • より丸くしたRounded-X Mgen+
  • 丸みを弱めたRounded-L Mgen+

と、バリエーションもあるので、使いたい丁度良いフォントを選ぶことができます。

Takao P明朝

Takao P明朝は明朝体を使いたい時によく選びます。

Takao Pゴシックと同様、使いやすい書体のバランスで、明朝体で迷ったらこれを選んでおけばしっくりいきます。

Takao-P明朝のサンプル

明朝体の中では、Takao P明朝を一番使っていると思います。

その他の明朝体

明朝体を使う場合で、少し凝った書体を選んでも良さそうな場合には、

うつくし明朝体

うつくし明朝体のサンプル

はれのそら明朝

はれのそら明朝のサンプル

はんなり明朝

はんなり明朝のサンプル

あたりから選んでいます。

まとめ

と、いくつかフォントをおすすめしてきましたが、他にも好きなフォントはたくさんあります。

ただ、仕事で使いやすいフリーの日本語フォントとなると、上述のフォントをおすすめしたいです。

特に、TakaoゴシックとTakao明朝は書体のバランスが良く、どんな場面でもなじみやすく使いやすいのでおすすめです。